中国は間違い電話が多い?
2008/03/01 Sat [Edit]
この固定電話、こちらでADSLに加入するときにパックになっていたもので、割安だからという理由だけで申し込んだものです。主に、妻が家族に電話するときに使うようにしようと決め、他の人には番号を教えていない、ごくプライベートな使い方をしています。なので、固定電話にはめったに電話がかかってきません。
先ほどかかってきた電話は、発信者番号は大連市内のものでした。
「おかしいな。大連市内でかかってくると言ったら、料金支払とか送水屋からかな?」
で、電話を受けてみると、まったく知らない赤の他人です。
私「もしもし、こんにちわ」
相手「○○(女性の名前)は、いないのか?」
来ました。間違い電話です。
どうも中国では、日本と比較して間違い電話が多いように感じます。大連に住み着いてもうすぐ2年になりますが、これまで何度も何度も間違い電話がありましたから。
私「それ、誰ですか?」
相手「お前こそ誰なんだ?」
私「あなたが言った人は、うちにはいませんよ」
相手「お前は誰なんだ?」
私「電話をかけた方が先に名乗るべきでしょう。あなたは誰ですか?」
相手「○○はいないのか?」
私「そんな人は、ここにはいません」
相手「いないのか?」
私「あなた、どこに電話をかけたんですか?」
相手「・・・もういい」 ガチャン!
ここで、相手はいきなり電話を切ります。
今回の相手は強情でしたが、とくに今日だけの話に限ったことではありません。
相手の弁解をしておくと、故意に間違い電話する人はいないでしょうから、自分がかけ間違えたことに気づきにくいのかも知れません。
大連に住む他の日本人も言っていましたが、「こちらの人は、自分が間違い電話をしたことを認めたがらない」という気分になるそうです。
話を過去に戻しますと、携帯電話を買って1ヶ月も経たないうちから、月に1度か2度の割合で間違い電話がかかってきました。もしかして、私が買った携帯電話の番号が、以前に誰かが使っていた物なのかも知れませんが。
それでも、コンスタントに間違い電話はかかってきます。
個人的に印象に残っている間違い電話があります。
約1年前に、私の携帯電話にかかってきたものです。相手は男性でした。
相手「・・・(しゃべらない)」
私「もしもし」
相手「○○(やはり女性の名前)は、どうしたんだ?」
私「それ、誰ですか?」
相手「何で男が電話に出るんだ?」
私「あなた、電話をかけ間違えてますよ」
相手「いいから早く○○を出せ」
私「そんな人は知りません」
相手「お前は誰なんだ?」
私「この携帯電話は、○○の物じゃないですよ」
相手「本当に○○はいないのか?」
私「だから、あなたがかけ間違えているんです」
相手「○○は、どこにいるんだ?」
とにかく、自分が間違い電話をしたことを認めようとしない。これまでのもので、最も強情でした。
放っておくと、いつまで絶っても終わりそうにないので、「間違いですよ!」と言ってから電話を切りました。
それから身につけた智慧があります。
携帯に電話がかかって来たときは、わざと日本語で「はい、もしもし」と言うのです。
私宛に電話をしてくる人は、私が日本人だと知っているので、日本語を使えない人でも「私です、◎◎です」と名乗ってくれます。この日本語の対応を聞いて混乱しているようなら、それはかなりの高確率で間違い電話です。
Comments
想像つきますねぇ
お久しぶりです!
またまた、笑えますねぇ。
描写が素晴らしいので、その光景が目に浮びます。
中国のことわざに『自分の非は決して認めない』という
感じの内容のものがあると、台湾出身の著名人が言ってました。
でも、中国らしいと言うか、大陸的な発想なんでしょうかねぇ。
Re: 想像つきますねぇ
ホンちゃんさん、いらっしゃい!
人から聞いた話なのですが、
> 自分の非は決して認めない
これは、深く文化に根ざすところがあるみたいですね。
アメリカの訴訟社会とも似ていると思うのですが、一度非を認めてしまうと、相手から莫大な請求が来る。歴史的な振り返り方をすれば、「非がある人間に対しては何をしても構わない」というのがあるそうです。
極端な話をすれば、非を認めたばかりに奴隷にされるとか命を奪われるとかの時代があったそうですから、何か文化的に染み付いた考え方というか気分があるのでしょう。
すいません。このコメントばかりは、私の実感ではなく、知識で書いています。ご了承下さい。
まあ、間違い電話に関してだけは、まだ不慣れなおじさんが多いという物理的な原因が一番のような気がしますが。
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