半径5メートルの中国〜駐在日本人が暮らす大連

中国は大連で暮らす日本人が実感したことをベースに書くブログです。 自分で見聞できる範囲内で書くので、半径5メートルです。庶民的な視点からの中国が見えるかも?

餃子を家で作る

2008/03/04 Tue [Edit]

中国の人は、餃子をよく食べます。

春節の頃に買い記事「爆竹と花火〜中国の旧正月(2)」でも少しだけ触れていますが、こちらでは年越しの際には餃子を食べます。

中国でよく見かけるのは水餃子です。
日本だと焼き餃子がほとんどですが、それはこちらでは珍しい食べ方のようです。

中国に住み着いてしばらくした頃、こちらの油っぽくて辛い料理を、胃が受け付けないようになりました。
勤めていた会社が入っているビルの食堂で出る料理は、油でべとべとで唐辛子がたくさん入っているものばかりになった時期があります。もう食欲がなくなって、食堂の従業員の方たちに「これは辛いですか?」という質問ばかりしていました。

そんな異文化ギャップに苦しんでいるときに、私を助けてくれたのが水餃子です。

こちらでポピュラーな餃子は、「豚肉と白菜」とか「豚肉と芹菜」とか、肉(または海鮮)と野菜が一緒に具になっているものが多いです。またそれが水餃子で出されますから、余計な油分がお湯に出てしまって、食べやすいのです。

たまたま住んでいたところの近所に安い餃子店があって、会社帰りによって食べたり、出前を頼んで食べたりと、重宝しました。

その後、中国人と付き合うようになり(今の妻です)、彼女が家で餃子を作ってくれるようになりました。
引越しをしてしまったこともあって、重宝した餃子店には行かなくなってしまったのも、家で作るようになった一因かも知れません。

私が家での餃子作りに目覚めたのは、去年の国慶節休暇。
彼女の実家に行き、両親に会って彼女との結婚を承諾してもらったときのことです。

国慶節だから餃子を作ったのか、娘の旦那が来たから作ってくれたのか、まだよく分かっていません。
お父さんが小麦粉をこね、棒で延ばして皮を作ります。
お母さんが豚肉や野菜を刻みます。(お父さんの方が皮作り上手い?)

途中でお母さんが疲れたので、妻(当時は彼女)が「代わりに肉と野菜を切ってよ」と言うので、面白半分に始めました。

彼女の実家は農家なので、古びた広い台所です。そこに小さめの丸太を切り出しただけのような、まな板と呼ぶにはサイズのでか過ぎる板があります。
その上に適当にぶつ切りした豚肉を乗せ、さらに中国の幅広な包丁を使って、上からリズムよく叩きつけるようにして、肉を切っていきます。この作業を続けていると、肉はお店で売っているミンチよりももっと細かく、上質の粘り気が出てきます。

肉がすんだら野菜も刻み込んで、その両方を混ぜ込んで、餃子の具が出来上がります。

その具を、お父さんが作った皮に包んでいくのですが、こちらの人は男性でも包むのが上手い。(当然、例外も多くいますが)
お父さん・お母さん・妻の3人がかりで、大量の餃子が作り上げられていきます。私もちょっとだけ参加したのですが、あまりのノロさと出来の悪さに、肉切り係でけで良いと言われてしまいました。


これが原体験になっているのでしょう。

今でも、妻と二人で、自宅で餃子を作るときには、私が肉と野菜を刻みます。
多目の肉を刻んでいくのは、やはり男の力があったほうが良い具になります。

肉と野菜を刻み込んだら、妻が具を皮に包みます。
このとき私はニンニクの皮をむいて、小さなウス(すり鉢)みたいな物の中に入れて、杵ならぬ棒で叩き始めます。

餃子にニンニクはつき物ですが、こちらでは餃子の具として入れません。醤油やお酢と一緒にして、調味料として使います。
最初の頃は包丁で細かく切って使っていましたが、すり鉢の中で叩き潰して使った方が、より風味があって美味しいことに気づきました。

自宅で作ると時間がかかってしまいますが、具の中味・使う調味料、全部自分たちの好みに作れますから、外で食うのが勿体無いと感じるほど美味しい餃子が出来上がります。

出来上がった餃子を食べるのは、作るのと比較すると「あっと」言う間ですから、最後は何だかあっけないですが。


つらつらとこんなことを書いているのは、今日、妻のリクエストでまたまた餃子を作って食べたからでした。美味しかったです。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ
Prev
軍人さんが怒鳴り込んできた!
Top
半径5メートルの中国〜駐在日本人が暮らす大連
Next
中国は間違い電話が多い?

Comments

美味しそう

今晩は〜、おじゃまします。

水餃子、メッチャおいしいですよね〜。
以前、横浜で習っていた中国語の先生に水餃子の
作り方を教えてもらったことがあります。
さすが、中国4千年?の歴史ですね〜。

近日中に、作ってみようかなーと思います。
うちのダンナは、全然手伝ってくれないですよ〜。

Re: 美味しそう

ホンちゃんさん。
またまたコメント、ありがとうございます。

水餃子は、疲れて食欲が減退しているときでも、すんなりと食べることが出来るので、個人的には助かっています。

よりパンチの効いた(?)のを食べたいときには、我が家では蒸し餃子を作ります。
妻の実家に行ったときには、大鍋の上に板を渡し、その上に「コーリャン」の葉を敷いてから餃子を蒸しました。これがバカウマでした。

 
 
 
 
 
 
 
  非公開コメント
 

Track Backs

TB URL 

Top
半径5メートルの中国〜駐在日本人が暮らす大連

スポンサードリンク